Dear J

愛を伝えたいだとか

2023 INI 2ND ARENA LIVE TOUR "READY TO POP!"(2023.11.30)


遅ればせながらRTP@横浜公演2日目参戦してきました。

後ろに並んでいたオタクに撮影を頼んだら「同拒か?!?」と思うくらいブレブレで笑ってしまった。


一応生まれも育ちも横浜だけど、東京と神奈川申し込んで当たったのが神奈川だっただけで、じぶんの地元だから選んだわけじゃないし、フェンファンが言っていたように「東京と近いから神奈川にフォーカスして話すことって少ない」から(?)そもそも神奈川を地元だと思ったことがなかったけど、フェンファンが日本に来てはじめて住んだ町*1も、ダンサー西洸人が生まれた町*2も、きょうちゃんが地名クイズに出した場所*3も、INIがはじめてファンミーティングをした場所*4も全部じぶんにとっても馴染み深い場所で、生まれてはじめて"地元"を感じられたのがうれしかった。

横浜がじぶんの地元であることを実感すると、じんちゃんが横浜ベイスターズを愛していること、神奈川県民になりたがっていることまでうれしく感じられてほんとうに「うれしくしてくれてうれしい」*5(?)し、いつか絶対ハマスタで始球式してほしい。

また、この日は前日に体調不良で欠席していたゆだいが復活ということでゆだいがスクリーンに映るたびに歓声が起きたり、客席中に「雄大おかえり!」のうちわがあって、とにかく会場全体の一体感がすごかった。

込み上げてくる悔しさに流され泣いてしまわないよう、眉間にシワを寄せながら「もしかしたらようやくチケットがとれて、はじめて会えるってずっとたのしみにしてたひともいたやろうし、きのうが最初で最後のひともいたやろうから、」としっかりとじぶんの言葉で悔しさとファンやメンバーへの感謝を伝えるゆだいの純粋すぎるくらい大真面目でまっすぐなところがやっぱりだいすきだし、ゆだいが気負いすぎないように「怒ってる?!」なんてツッコミを入れて空気を和らげたり、挨拶が終わってすぐハグしてあげたりするメンバーもみんなやさしくて、胸がギュッとした。

どうかこれからもあいえないがみんな仲良く、そして、心身ともに健やかに活動できたらいいな、と思う。

きっと、今回も円盤化すると思うので、ライブ本編の感想はサラッと書いておきます。






◎セットリスト

M1. SPECTRA
M2. Rocketeer
M3. Password

M4. Moment
M5. INItialaize

〈VCR〉

M6. YOU IN
M7. Do What You Like
M8. We Are

M9. Runaway
M10. STRIDE
M11. Miror

〈VCR〉

M12. TAG
M13. DROP

M14. メドレー
├BOMBARDA
├Dramatic
├Call 119
BAD BOYS

〈VCR〉

M15. My Story
M16. HERO

M17. Let's Escape
M18. New Day
M19. FANFARE


▼ENCORE
M20. 10THINGS

M21. HANA_花

第二章の楽曲やコンセプトが好みじゃない、ツアータイトル名からして好みではなさそうなどの理由から一公演しかチケットを確保していなかったREADY TO POP。案の定わたしがすきな曲はほぼ全部セトリ落ちもしくはメドレー行き、逆にあまりすきじゃない曲は全部セトリ入りしていて、ツアーがはじまってからも結局増やさず……だったけど、有明も仙台もちゃんと行っておけばよかったなぁなんて反省しちゃうくらいたのしかった。

ゲームコンセプトなのか、メインステージ上のスクリーンがゲーム機のようなデザインになっていたり、あいえないが様々なミッションをクリアしていくストーリー展開で、ミッション①では第一章をあらわす表題曲、ミッション②では現在のあいえないをあらわすシティポップとハンドマイクでボーカルを魅せ、ミッション③で再びゴリゴリのあいえない、と過去(第一章)→現在(第二章)→未来(第三章?)を示す構成になっていたのがシンプルにうまいなぁ、と思ったし、アンコールがミュージカル映画のようなサウンドの『10THINGS』と『HANA_花』だったのもドラマチックでよかった。

あと、個人的に刺さったのが『YOU IN』からの『Do What You Like』。

曲中にそういう単語が出てくるわけではないんだけど、『YOU IN』ってすきなひとを自宅まで送り届けた帰り、ひとり運転中にたのしかった思い出やすきだと感じる瞬間を思い出しながら、相手の心の中にじぶんがいないことを再認識して胸が苦しくなっている曲、というイメージだったから、車のエンジン音からはじまる『DWYL』に繋がっていくのはなんだかすごいよくわかる気がして、すきな流れだった。

しかも、このあとなんの曲かわからないくらいシティポップにアレンジされた『We Are』、着席・ハンドマイクでしっとり歌い上げるボーカルブロックを経て、第二章のあいえないも悪くないかも?なんて思わせておきながらゴリゴリのあいえないが帰ってくるからずるい(?)

特にじんちゃんがこのブロックに入った瞬間、水を得た魚のように大暴れしていて、わけがわからないくらい心臓がドキドキした。

じんちゃんのダンスってじんちゃんから溢れ出てくるなにかが本能に訴えかけてきて、強く激しい痛みを感じたり、脳が揺れるほど強い衝撃を受けたときに一種のきもちのよさを感じるみたいに、生きていることを強く実感する"劇薬"みたいなダンスだなと思う。見ているだけでアドレナリンが出まくって脳が興奮状態になってしまう。もっと、もっと…!って。

アーティストが絵でじぶんを表現するように、またはシンガーが歌でじぶんを表現するように、ダンスでじぶんを表現するじんちゃんがわたしはやっぱりだいすきだと実感したライブでした。

みんなの口ぶりからしてアルバムもかなり期待できそうなので、たのしみにしてます!お疲れ様でした!

*1:日吉

*2:溝の口

*3:日限山

*4:みなとみらい

*5:田島将吾さんの名言